運動器検診の対象者は子どもから高齢者までですが、ここでは子どもの運動器検診にスポットを当てています。なぜなら現代の子どもたちは運動をよくする子・ほとんどしない子の二極化が進み、体力や運動能力の低下が問題になっているからです。健康スポーツナースは学校で行われる一次検査を担当しています。歩容状態やしゃがみ込み動作、肘関節屈伸動作などをチェックし、異常が見られる場合は整形外科で詳しい検査を受けることになります。
日本は世界の中でも有数の長寿国です。高齢になると身体機能が衰えてくるため日常生活に支障をきたすようになります。介護が必要になったり、寝たきりになったりする人もいますが、その状態では不自由な生活を送ることになります。高齢者になっても健康的な生活を長く送るには健康寿命を延ばすことが大切だとして国を挙げて介護予防に力を入れています。個々の状態に合わせて安全かつ効果的な運動を行うには医療とスポーツについて深い知識を持っている健康スポーツナースの指導が欠かせません。
応募先の選定、応募書類の提出、面接を経て内定通知書が手元に届きますが、内定はゴールではありません。実際に働きはじめるまで気を抜かないように注意してください。ここでは内定後の手続きについてまとめています。内定通知書が届いたら1週間以内に返事をします。内定を辞退する際も必ず連絡するようにしてください。他の応募先の結果が出るまで返事ができない場合はその旨を連絡しておきましょう。連絡がないまま期限が過ぎてしまうと内定が取り消されてしまう可能性があります。
健康スポーツナースを目指したいなら、向いている人の特徴を知ると判断しやすいかもしれません。スポーツ好きなことはもちろん、救急看護の経験者や心身に余裕がほしい人にも適しているでしょう。
転職を成功させたいなら自己分析を必ず行いましょう。自己分析によって目標が明確になるため、ぶれずに進むことができます。これまでの勤務先、役割や得たスキル、現状に対する不満と理想の条件を思いつくままに書き出しましょう。
認定試験を受けるためにはまず20時間の養成講座を受講しなければなりません。養成講座は宮崎大学で開催されています。認定試験に合格したら申請登録を行います。登録期間は4年で、期限が切れる前に更新する必要があります。